※初診及びソフトコンタクトレンズ再診
※一般診療の再診は受付出来ません
診療時間9:00~12:30 / 15:00~18:30
(月曜日は午前診療は12:00まで)
休診日日曜日 / 祝日 / 水曜日午後 / 土曜日午後
※初診及びソ フトコンタクトレンズ再診
※一般診療の再診は受付出来ません
※初診及びソフトコンタクトレンズ再診
※一般診療の再診は受付出来ません
診療時間9:00~12:30 / 15:00~18:30
(月曜日は午前診療は12:00まで)
休診日日曜日 / 祝日 / 水曜日午後 / 土曜日午後
※初診及びソ フトコンタクトレンズ再診
※一般診療の再診は受付出来ません
白内障は50歳頃から、除々に水晶体が濁ってくる目の変化です。(画像①参照)
濁った水晶体を通して見るため、光が反射してまぶしく感じたり、白い霧がかかったようにぼやけて見えます。
手術はこの濁った水晶体を超音波で削り(画像②参照) 、水晶体があった場所に眼内レンズを挿入します(画像③参照)
麻酔は点眼麻酔をし、点眼麻酔の効いた所から、とがっていない針で注射する「テノン嚢下麻酔」を追加してから手術を行います。これらの麻酔で、麻酔時、手術時の痛みはほとんどありません。
お昼頃来院、手術時間は約15分ですが、術後1~2時間安静の後お帰り頂きます。
術後の点眼薬は炎症を押さえ、傷口を細菌感染から守るために大変重要な薬で、最低約3ヶ月必要です。
また以下にご注意下さい。
洗顔…約1週間は絞ったタオルで拭く程度。
入浴…術翌日より可。洗髪は自分で洗う場合は1週間後から。
アルコール、運動…医師の許可があるまで禁止。
仕事…デスクワークは翌日より可。
診察は目安ですので経過によって変わります。
手術後の合併症が起こらないよう注意しながら、経過を観察していきます。
目安としては、術翌日・3日目・1週後・2週後・4週後・6週後・2ヶ月後・3ヶ月後です。その後は半年~1年に1度の定期的な検査が必要になります。
術後数日から1週間の間に急速に視力が落ちたり、痛くなったりした場合は直ちに連絡し、受診して下さい。
午後6:30まで | おおや眼科クリニック 03-5753-0002 |
---|---|
午後6:30以降 | 院長携帯 (事前にお知らせ致します) |
また、手術後しばらくしてから残した水晶体の膜の濁りにより視力が落ちてくることがあります。
これは後発白内障といって手術後数ヶ月から数年以上経過してから発生する場合もあります。
外来でレーザー光線をあてる事によって良くなりますので、早期発見のためにも、定期的な診察が必要です。以上、当院における白内障手術の概略をお話しました。ご不明な点等ございましたら、遠慮なくお尋ね下さい。
術翌日よりある程度の視力が期待できますが、視力が安定するのに2~3ヶ月掛かります。保険適応の眼内レンズは遠近の調節が利きません。通常、日常生活に支障のないところにピントを合わせますが、その方のライフスタイルによって遠く用、近く用などの距離に応じた眼鏡が必要になります。
また保険適応になっていませんが、遠方と近方の両方に焦点が合う多焦点眼内レンズもありますので興味のある方は院長にご相談下さい。
■チン氏帯断裂、後嚢損傷
元々、水晶体を支えている所(チン氏帯)が弱かったり、手術中の操作によって水晶体の一番外側の薄い膜を残すことができずに、眼内レンズが入れられないことがあります。この場合、後から眼内レンズを縫いつける手術が必要になることがあります。
■角膜内皮損傷
手術操作で、角膜の裏側の内皮が傷つくものです。数年後に視力が落ちてくることもあります。
■駆逐性出血(くちくせいしゅっけつ)
手術中に、眼底出血(脈絡膜出血)をおこすものです。おこれば手術を中止しなければならないこともあります。非常に稀な出血で、5000例以上の手術を行いましたが、1例もおきていません。
■傷の縫合不全
術後に傷が開いてしまうことです。手術後数日内に手で眼をこすってしまった時などに起こることがあります。涙が多く流れたり(実際には目の中の房水が漏れている)、視力が落ちるなどの変化で気がつきます。すぐに連絡を取り、傷を糸で縫合しておさまります。
■術後眼圧上昇
術後数日間、眼圧が高くなることがあります。お薬の使用で数日内に治まります。視力などへの影響はありません。
■術後屈折のずれ
手術の時に挿入する眼内レンズの度数は患者のライフスタイルにより、事前に狙い度数を相談した上で術前の予測値を決定します。
まれに術前の予測値と狙いの屈折がずれる場合があります。大幅に度数がずれた場合、挿入した眼内レンズを摘出して、新たな度数のレンズを挿入する場合があります。
■網膜剥離
強度近視の人の術後に起こることがあります。極めて少ない発生率です。
■感染症
術後眼内炎は白内障手術の術後に起こる合併症の中で最も重症なものです。何らかの原因で傷口から、細菌が入りこんで発症します。頻度は約2000人に1人と稀ではありますが、菌の毒性が強いと視力が低下してしまうこともあります。早期発見、早期治療により治すことができますので、術後急激な視力低下や眼痛があった場合は至急ご連絡下さい。
以上の合併症は、極めて起こる危険性が少ないか、起きても適切な対応をすれば視力低下を回避できます。当院ではこれらの合併症が起きないように、清潔な手術室で、手術法に工夫を凝らし、同時に緊急対応への体制を作っています。
■後発白内障
眼内レンズを移植するために残しておいた、後嚢という透明な袋が術後数ヶ月から数年後に濁ってきて視力を落とすものです。ヤグレーザーというレーザー光線で、この濁った膜の中央に小さな穴をあけます。外来ですぐに処置でき、視力も回復します。
以上、当院における白内障手術の概要、起こりうる合併症についてお話させていただきました。
私たちは、手術を受けた患者さんと家族の晴れやかな笑顔を、最高の報酬として励んでいます。ひと昔前のように医師に全てお任せというのではなく、白内障手術を受ける事によって得られるメリット、デメリットを充分に理解し、納得した上で手術を受けて頂きたいと思います。
ご不明、ご不安の点がございましたら、何なりとご相談下さい。
片眼の場合、3割負担の方で約53,000円、2割負担の方で約35,000円、1割負担の方で17,000円になります。白内障の状況により追加の費用が掛かることがあります。
1ヶ月の自己負担金が上限額を超えると、超過分が償還される制度です。自己負担額の上限は、複数医療機関合算の上限となります。
高額療養費の申請には事後に手続きする場合と事前に手続きする場合(限度額適用認定証を発行)があります。申請方法、詳細については社保の方は保険証に記載されている保険者にお問い合わせ下さい。国民健康保険の方は市区町村の担当窓口にお問い合わせ下さい。
手術証明書を記入致します(有料)ので、保険会社から用紙をお取り寄せ下さい。